「第23回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会旭川予選大会(3)」を飛び入り撮影してきました。

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全日本紙飛行機選手権大会旭川予選大会2017(3)@忠和公園

第23回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会旭川予選大会(3)
忠和公園の方に教えてもらった紙飛行機大会の予選会。
2017年8月20日に行われた「第23回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会旭川予選大会(3)」を飛び入り撮影してきました。

1か月遅れとなりましたが、紙飛行機が風に乗っていなくなってしまうこともある、面白い競技なので紹介します♪

組み立て式紙飛行機の飛び出し速度はとっても早かった

紙飛行機の大会を屋外の広場でするの?と思いました。
風があっても大丈夫なんだ~、と素人反応全開の私です。

紙飛行機選手権大会って?

紙飛行機選手権大会は滞空時間を競う競技とのこと。
組み立て式紙飛行機をパチンコ・ランチ・グライダーというゴム付きの器具を使って発射する部門と手投げの部門がありました。

風をつかむ機体の設計、組み立てと発射技術が問われるんだそうです。
大会では所定の組み立て式紙飛行機キットを使用するため、設計による差異は出ないようです)

そういえば、、、と記憶を手繰って思い出したのがNHK「超絶 凄(すご)ワザ!」で放送された「凄ワザ杯 紙飛行機王決定戦」でした。

実は、日本は世界大会でグランプリを何度も獲得する紙飛行機大国だ。

引用元:NHK 超絶 凄(すご)ワザ!「凄ワザ杯 紙飛行機王決定戦」

日本のレベルは高いらしい。

第23回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会旭川予選大会(3)

さて、旭川予選大会。二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会旭川予選大会は、旭川市内ではここ忠和公園でのみ実施される大会とのこと。全国大会でも上位入賞される実力者が参加しているんだそうです。

あ、大会の冠名にある「二宮康明」さんは、紙飛行機の代表的な日本人設計士です。

二宮康明杯の予選会は、旭川ではすでに2回行われており、この日は3回目でした。
3回の予選大会の中ではお天気が、一番良かったみたいです。

忠和公園(旭川市内)の多目的広場
大会開始前に機体の調整をする選手の皆さん。
だけど、遠くから撮影したら、なんだかわからない・・・。

ちなみに、写真中央右奥の緑屋根の建物は忠和体育館、中央左奥に見える白いタワーはサンタプレゼントパークのタワー、その手前に見える尖り屋根の塔は北海道伝統美術工芸村です。

実力者ぞろいの予選会

初心者の私には、投げ方の違いすらわからなかったのですが、子どもが飛ばした飛行機の飛行時間は数秒でした。これに対して、全国大会の常連さんの紙飛行機は何十秒も飛びます。子どもは一生懸命ゴムをひいているけど、常連さんの動きは素早いし紙飛行機の初速も早い。

そして「上昇気流、乗ったんでないかい?」という言葉も何回も聞きました。ぐんぐん空に昇って行くんですよ、紙飛行機が。(上昇気流に乗ったら紙飛行機は戻ってこない)


ただ、ハイレベルでも和やかなのが北海道の紙飛行機界の良いところだそうです。

第23回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会旭川予選大会(3)
紙飛行機の飛び出し速度がめちゃくちゃ早くって、フレームに収めるのが大変。撮影について飛行機全般の撮影のベテランの方にアドバイスしていただきました。
いつか、もっと迫力ある撮り方をしてみたいです。

第23回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会旭川予選大会(3)

上昇気流に乗った機体が一機、戻りませんでした。
まだ見ぬ誰かに紙飛行機の魅力を伝える旅に出たんだなぁ。
なんて想像がスッとできちゃう、空や風と繋がる競技でした。

旭川紙飛行機を飛ばす会さん、ありがとうございました。紙飛行機教室もやってます

今回、私の突然の撮影申し出を快諾してくださったのは旭川紙飛行機を飛ばす会さんです。お世話になりました。
旭川紙飛行機を飛ばす会

紙飛行機教室も実施されているとのこと。
忠和公園で紙飛行機教室開催

北海道の紙飛行機界は、自然に互いに教え合うというか、そういう文化があるらしく、初めての人や不慣れな子どもたちも参加しやすいんだそうですよ。

道内のクラブ情報が充実:
ほっかいどう紙飛行機を飛ばす会 たんぽぽクラブ