桜より一足先に旭川市内を明るくしてくれるのが「エゾムラサキツツジ」です。
エゾムラサキツツジ(蝦夷紫躑躅)は山から人が持ってきた?
エゾムラサキツツジの開花時期に旭川市内を走るとどの家の庭にもエゾムラサキツツジが植わっているように思えてきます。
むかしむかしに山で植わっていたエゾムラサキツツジを自宅の庭に移植したのがほとんどでないか?という話を聞いたことがあります。真偽は未確認。ただ、エゾムラサキツツジは山の岩場に植わっているものだそうです。
私が京都で見て育ったツツジと比べると花は小ぶりで密集度も違います。本州でみるツツジは緑の葉っぱとピンクや白の花がギュウギュウに咲いているイメージです。
北海道のエゾムラサキツツジは花の後に葉っぱが出てくるそうです。
北海道天然記念物「温根湯温泉のエゾムラサキツツジの群落」
北海道北見市留辺蘂町(るべしべちょう)温根湯温泉(おんねゆおんせん)にはエゾムラサキツツジの群落があります。ゴールデンウィーク頃に見ごろを迎えます。
2014年のゴールデンウィークに撮影した温根湯温泉のエゾムラサキツツジ
運悪く時期がずれてしまうと・・・