「雪はどう?」
12月ともなると、本州の家族や友人が挨拶代わりに雪について聞いてくれます。
北海道の冬ですもの。雪ですよね。
しかし釧路の冬の天気は圧倒的に「晴れ」が多いです。釧路から根室へ車を走らせると大規模なソーラーパネルをよく見かけますが、ひと冬を釧路ですごせばその理由を体感できます。昭和に建てられた家のほとんどが南向きに大きな窓・出窓を備えている理由も然り。
旭川では冬は曇りがちだったし、美瑛の友人も「美瑛の冬は月に2日ぐらいしか晴れない」と話していました。同じ北海道でも対照的な天気です。
だから釧路では雪の降る日が少ないです。日当たりや水はけがよい場所の雪は短期間で溶けて蒸発します。気温は低いから溶けて凍るのかと思っていましたが、太陽光が当たる場所では蒸発するんですよね。釧路の冬を過ごしてみて太陽の力は強烈なんだなと思いました。
真冬の運転が苦手な私には、真冬でも乾路面を快走できる天気は助かります
(※ただし、雪が降るときは、まとまって大量の雪が降ります。当然?交通はマヒします。)
参考:釧路地方気象台「釧路地方の冬(12〜2月)」
今年(2021年)の12月も今のところ快晴続き。初雪が11月21日ごろに観測されたそうですが、その後は全く降っていません。日当たりのよいリビングでは、毎日9-14時はストーブを止めても暖かいです。
地元の人が「12月が暖かく雪も少ないと1月2月が怖いんですよね。」と言ったのが気がかりです。