朝起きたら、雪が…。24時間降雪量が21cmということで、これはけっこうまとまった雪。市の除雪サービスもあまり入っておらず、自宅前の道路を含め、あちこちが雪だらけで白かった。
除雪が入っていない道路が新鮮
雪、降らないんだなぁ、と眠りについてから数時間後。カーテン越しの光がいつもより白い。もしや思って外を覗くと一面銀世界。それにしても風景が妙に白い。よく見てみると道路が除雪されていない。そのおかげで道路まで新雪に覆われた状態が保たれ、いつもの風景がより白くて美しかった。
※ちなみに冬の岩見沢では21cmも降れば夜中のうちに除雪が入る。岩見沢の除雪体制はかなり優秀。
見慣れない風景に心が躍る。朝起きたのが遅かったのでもう太陽はそれなりに上っていたけれど、スキーパンツにニット帽をかぶり、長靴を履いて出かけた。はじめは車の除雪から。
鳴き声がして見上げたら、白鳥が隊列を揺らしながら波に乗るかのように飛んでいた。風が強かったためか低空を飛んでいて、今まで見たなかで一番近くに彼らを感じた。
まだ秋を残す木々は強風で葉を散らし、舞い降りた葉は雪中の足跡が作った穴に綺麗に収まって並んでいた。
赤い紅葉を抱く穴が並ぶさまを「(焼いているところの)たこ焼きみたい」、と嬉々としてシャッターを切る。そんなこと思うのは自分だけやな、と笑えた。
ちなみに雪を撮ると、愛用レンズの周辺減光が厳しいときがある。どういうときか調べねば。