桜の便りはまだ1カ月以上先の事。雪はそこかしこにあり朝は氷も張る。が、確かに春は勢いよくやってきています。
最近撮影した3月下旬の旭川市内の春のいろを感じた写真をアップします。
旭川の積雪が今日、0cmになりました
先週末あたりから旭川の春いろを探そうとカメラ片手にウロウロしています。なんとなく静かに一人で過ごしたい時期だからかも。
冒頭の写真は旭川市江丹別町を初めて訪れたときのものです。山肌の雪と木の根元がまるで頭皮と頭髪のように見えませんか。これは根融けといって木や電柱などの周囲から雪が融けていく状況です。
※旭川市江丹別町は蕎麦の産地。蕎麦の生産量は国内第3位です。ちなみに蕎麦の生産量第1位は幌加内町、第2位は深川市。どちらも旭川市の隣接市町村です(北海道庁 建設部まちづくり局都市環境課「江丹別地区のそば畑」)。
春紅葉(はるこうよう)
こちらも旭川市江丹別町で3日前の2016年3月27日に撮影しました。
春紅葉というそうです。年の離れた写真仲間から聞いた、はじめて聞く言葉。
春の短い新緑時期にだけ起きる自然現象。光合成が本格化するまでは葉緑素が十分でないため、緑色がまだ薄く、木が持つ元来の色素(赤や黄)が見えてしまう現象のこと
白とこげ茶の2色だった冬の世界が終わったんだと感じます。春紅葉の木々は近くで見ると枝は黄緑色がかっていて枝先が橙黄色っぽかったです。緑がまだ弱いけれどやっぱり春のいろです。
フキノトウはそこら中にいっぱい
雪が融けた川沿いの地面にはフキノトウがそこらじゅうで芽吹きます。これは旭橋の近くで今日2016年3月30日に撮影したフキノトウ。
堤防にはまだ雪が残っている箇所が多く、自転車で安心してサイクリングするにはちょっと早かった。
けれども、気象情報としては本日、旭川の積雪深は0cmとなりました。写真は昨日の朝に石狩川堤防で撮影しました。
※2016年03月30日 旭川(アサヒカワ) 毎正時の観測データ
撮影に使ったカメラとレンズ