旭川でのニンニクの栽培方法まとめ。前年秋の植え付け~翌夏の収穫まで。難易度は低いように思います。
北海道旭川でのニンニク栽培
2016年秋の収穫をめざしてニンニクを育てることにしました。
ニンニクの生産地といえば青森県。青森県の冬の最低気温はマイナス10℃程でしょうか。それに比べると北海道旭川市の冬の最低気温はマイナス20℃以下まで冷え込む日もあります。
北海道旭川市でも無事に越冬し収穫できるでしょうか。
ニンニクの植え付けは収穫”前”年の秋
北海道でニンニクを育てる場合、雪が降る前の秋(9月下旬~10月上旬)に植え付けを行います。
そして収穫するのは翌年の夏です。
つまり北海道でニンニクを収穫したい場合、始めた年に収穫することはできず、2年目にやっと収穫できるというわけです。
栽培の手間はさほどかからないので、とりあえず植え付けておくのもありかもしれません。
(※翌春に間違って耕してしまわないよう畑に目印を残しましょう)
植え付ける畑
植え付けの2週間前に堆肥と野菜用の肥料を漉き込む(と本に書いてあるが、実際はやってない)。
植え付けるときは種を植える場所より深く穴を掘り、石灰と肥料を混ぜ込む。そこに軽く土を被せてニンニクを一片ずつ植える。15cm感覚で深さは6-7cmぐらい。
種用ニンニク
私が最初の年に植えた種用のニンニクです
- 食用の青森産ニンニク(生協で購入)
- 隣町・鷹栖町産の有機栽培の種用のニンニク
赤い枠のところが今日植えた鷹栖町産のニンニクエリア
翌春~雪解け
5月上旬ごろに追肥する。
芽かき
6月後半になると花芽が出てくるので、採る。茎はニンニクの芽として食べられる。
収穫
7月に入り葉が黄色になってきたら収穫時期。試し掘りをしてニンニクの生育を確認する。
ニンニクの生育は、そこが丸いようなら時期尚早。平なら収穫時、へこんでいたら遅い、とのこと。
2016年7月7日試し掘り
はじめてのニンニクの収穫は教科書通りの7月上旬。
葉はまだ緑も残っていますが、枯れ始めているニンニクを選びました。
ニンニクの底はいい感じに平らになっています。
参考にしている家庭菜園の本
北海道を基準とした育て方が書かれているので、北海道で家庭菜園をする場合にわかりやすいです。イラストや写真も多くて読みやすく、病害虫といったトラブルの対応も載っているのでこれ一冊を読み込むことで基本的な家庭菜園の方法が学べます。