近所の公園で紅葉し始めた木々の根元に群生している花がありました。
白い茎に薄紫色の花、だけ。葉が無い。
親知らず子知らずというらしい。春に葉っぱが出てきて枯れたところで花が咲くところからそういう呼び名になってしまったそうなんだけれど、実はイヌサフランの花とわかった。
イヌサフランというのは、↓これ。行者ニンニクと間違って食べて亡くなる人が出てしまう、毒を持った植物です(ですが、薬として使われてもいます)。
※旭川市 北邦野草園の展示 イヌサフランと行者ニンニクの比較(2016年4月28日撮影)
公園では木々の間の光が射しこむエリアに静かに群生している姿に目がとまりました。真っ白の茎に葉っぱが無い姿はちょっと不気味でもあります。毒があるからそう思わせたいのかも?
が、弱弱しい姿で一生懸命に咲いているようにも見えます。