連休中、道内のある川に遡上してきた鮭を見に行ってきました。
先月後半に北海道に上陸した台風の影響で川の様子が変わったせいなのか、今年の鮭の遡上は数が圧倒的に少ないなど異変が起こっているということでした。
私たちはお昼前に川に到着しましたが、ぜんぶで併せて10匹程度しか鮭はいませんでした。遡上する鮭を見るのは初めてなので数が少ないか多いか、普通か異変が起こっているかも実はわからない…。
水中の鮭ってずっと動いているので、ピンぼけ写真や被写体ブレ写真を量産。難しかった。
浅瀬はあれど、それなりに落差がある場所がなかったので、「ザ・遡上」というような姿を見ることはできませんでしたが、15cm程度の石が落差を作っている箇所を飛び上がる姿は見れました。
順光で浅瀬にいた鮭たちを撮影したらこんな感じ。最後の戦いの最中という感じで体が傷ついていました。
必死で命を燃やしている姿を近くで見て、邪魔してはいけない無駄なエネルギーを使わせてはいけない、という気持ちになりました。自分たちの影や足音で驚かせないように注意して観察しました。
という配慮をする一方で、美味しいんかな、と思ってしまう自分は、生き物撮影に向いていない気がしました(笑。
川辺の紅葉はこれからといったところ。日差しが優しく暖かい日曜日でした。