冬を前に、自然はハイスピードで姿を変えています。公園の木々もそう。今朝もカメラ散歩で紅葉浴と撮影の練習に行ってきました。
朝露と朝陽と木の葉と木々に癒される紅葉浴
今朝も氷点下近くまで気温が下がった旭川。10月下旬の平均気温よりは低い気温ですが、冬の足音が少しずつ大きくなっています。
朝八時前、セーターとダウンベストを着込んでカメラを持って、出勤する夫を乗せて公園を目指します。ウォーキングという名目のカメラ散歩へ。
カメラ散歩の狙いはあいまいです。この時期の朝は確実にエゾリスに会えますが、エゾリスだけを撮りたいわけではないからです。
だってほら、公園を歩きだしたら、全身が公園の空気に反応。
鼻から腹の底へ深く空気を吸い込むと、目が自然に閉じて肩の力が抜ける。カメラを持った右腕も重力に逆らうことを止める。
そして、目を開けると朝露が私を刺激する。
玉ボケ×葉っぱと撮影バトル
あずまやと滝のエリアは10月12日に紅葉がピークという記事を書いた頃とはまた違った趣。葉が散って、良いかんじにスッキリしていた気がします。
葉の染まり具合が素晴らしい。
朝陽も照っていたので、玉ボケを背景に紅葉を撮影することにしました。色を整理し、玉ボケの強弱を意識する練習。
好きだけど、どうなってこの写真が撮られたかわからない1枚。
透過光は狙っていなかった。玉ボケがなぜかけているのだろうか。
簡単には撮らせてくれないのね、と、ひとりごとを繰り返しながら、ズームや絞りを調節する。朝陽と紅葉と私。一つになれないもどかしさ。私一人が空回りながら戦っていたみたい。
今日の撮影枚数は285枚。まだまだ現像が残ってるけれど、今日はこのあたりで。
おやすみなさい。よい夢を。