2015年11月4日の朝、霧に沈む旭川市と旭岳を嵐山展望台から見てきました。嵐山と旭岳の間を埋め尽くす住宅街、ショッピングモールや工場が、この日ばかりは全く見えませんでした。

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旭川市と雲海~嵐山展望台から見た霧の世界

2015年11月4日の朝、霧に沈む旭川市と旭岳を嵐山展望台から見てきました。

嵐山と旭岳の間を埋め尽くす住宅街、ショッピングモールや工場が、この日ばかりは全く見えませんでした。

霧を渡れば旭岳・・・街中でも雲海が見られた

2015年11月4日の朝、旭川市内は濃い霧に包まれていました。霧の中で遠方に出かけて撮影するのは怖かったけれど、7時半を過ぎてもまだ近所は霧。市内を一望できる嵐山展望台まで行ってみることにしました。

写真「Road in a forest at misty morning~朝陽差す霧の林道~」はこちら

嵐山展望台は旭川市街地すぐの低山

嵐山展望台は旭川市街地から車で15分程度の、標高253メートルの嵐山にある展望台。旭川市・上川盆地が一望でき、大雪山系の山も遠くに望むことができるため、旭川八景の一つとされている、らしい。

その眺望。晴れた夏の日ならこんな感じ。左側の混み混みした旭川市街地の奥に、うっすらと旭岳と黒岳が見えます。
嵐山展望台から見た旭川市外と旭岳(2014年8月17日撮影)
嵐山展望台から見た旭川市外と旭岳(2014年8月17日撮影)

この街がまるごと見えなくなったのが2015年11月4日の朝のこと。

霧の旭川市外と旭岳(2015年11月4日撮影)
霧の旭川市外と旭岳(2015年11月4日撮影)

雲海といえば山影が折り重なる景色の間に見えるイメージでしたが、この朝の旭川市内の景色はまるで雲の上?標高はたった237メートルなのにこんな景色が見られてラッキーでした。私だけ独り占めでしたよ^^

9時過ぎにようやく旭川市街の姿が

展望台に着いたのが8時過ぎ。展望台に向かう木製のデッキは凍っていて滑りました。
嵐山展望台への木製通路
途中で駐車場からの景色も見に行って往復しましたが、夏靴だったから多少ツルッと滑りそうでした。危ない。

そうやって一人で雲海を楽しむこと約1時間。ようやく旭川市街の姿が霧から解き放たれていきました。

霧が晴れ始めた旭川市街地(2015年11月4日撮影)
川沿いの家々のソーラーパネルがピカピカと光っていました。朝から太陽光をしっかりとらえているなーと感心してみたり。

特別な朝をすごし、この日はどこか興奮しっぱなしでした。