旭川市在住の写真家 今津秀邦さんが監督した映画「生きとし生けるもの」の上映が始まっています。私も札幌で観てきました。
この映画はネイチャードキュメンタリーと言うんでしょうか。北海道で生きる動物達のあるがままを捉えた映像で構成された映画です。
今津監督は挨拶によると五年をかけて作ったとのこと。三年の予定がもっと良い影像を…と思ううちに延びてしまったそうです。試写会で上映された内容からさらに改良したそうです。
公式: https://www.facebook.com/alifelinemovie/
一斉に飛び立つマガンたち。
水面を駆る白鳥たち。
岩場を働き回るナキウサギ。
雪に溶けるエゾユキウサギ。
セミやオタマジャクシ、アオムシたちも登場します。
お母さんを待つキタキツネたちの成長も見逃せません。
そして北国の四季。
雪の硬さ、凍える朝の美しい光。
琴線に触れる映像がいくつもあり、そのたびに涙腺が緩みました。
どうかこの映画が私の故郷である近畿でも上映されますように。
家族、友人知人に私たちが暮らすこの地の素晴らしさ、厳しさを見てほしいです。