雪庇が落ちて人に直撃すると危険である。冬は軒下を避けて歩くのが吉。

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雪庇(せっぴ)

雪庇
雪は美しいだけではない。時に重く硬い。たやすく人を傷つける時もある。
「雪庇(せっぴ)」はその一つ。

冬の北海道の軒下歩きは危険

久しぶりのブログ更新は「雪庇(せっぴ)」の話。写真が見つかったので紹介しようと思う。

雪庇というのは屋根などからはみ出ている雪のこと。
冒頭の写真だと右上の部分。雪が歩道からはみ出して、地下道の階段に落ちそうになっている。この落ちそうになっている雪のことを雪庇(せっぴ)という。

この雪庇は小さいし高さもないので危険は少ないから雪庇というほどのものではないかもしれない。

ザ・雪庇という写真がこちら。


屋根からはみ出した雪がドカッと落ちたとき、万が一、下に人がいたら。。。

とても重くそして硬い雪の塊が人を直撃することになりかなり危険。

雨雪を避けるために軒下を歩くのが普通の地域の人は意識して注意すべし

私は雨や雪を避けるために家の軒下をよく歩いた。雪のない地域では当たり前のこと。

ところが旭川では雪を避けるために軒下を歩こうという人は少ない。
夫曰く「小学校の帰り道、近所のおじさんに軒下は雪庇が危ないとよく注意された」との事。私もこちらに住むようになってからは「雪庇が危ないよ」と何度も諭された。

私のように雨雪を避けるために軒下を歩くのが普通の地域の人は、無意識のうちに道路わきの家屋、ビルなどに沿って歩こうとしてしまいがち。冬の北海道を歩くことがあれば、意識して道の端を避けてほしいと思う。

「落雪注意」のコーンはそういう意味なので、雪のない地域の方は、くれぐれもご注意を。