11月から1月までは雪が少なかったけれど、「このままで終わるはずがない。帳尻が合うように2月は降るはずだ。」という母の言葉は正しかった。2月は盛大に雪が降っています。
2月下旬のある朝、屋根に積もった雪が窓を覆い始めており、その雪を除雪しました。
敷地内に降った雪は敷地内で処理、が基本
すごいなーと思うのですが、除雪のルールの一つに「敷地内に降った雪は敷地内で処理する」というのがあります。要するに道路に出すな、ということです。
道路は皆が通るからというよりは、道路の除雪をあてにしてはいけないということかな?
旭川の雪や除雪情報
毎年冬が始まる頃に除雪についてのチラシが配布されます。除雪のルールだったり、お断り(除雪車がよけた雪が玄関前にたまるけどゴメンネ的な)や除雪費用のことなどが書かれてあったと思います。
ニュースで札幌の街が大雪で混乱しているのを見ると、旭川の除雪体制はかなりしっかりしているなと思ったりします。と言っても、札幌と旭川では雪質の違いや排雪場所の有無などで状況は違うんですよね。
年間降雪量 | 約600㎝ |
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機械による除雪 | 昭和27年~、市内中心部の3路線、14.9㎞を除雪し始める。現在は市が除雪する市道を合わせると2,000km(旭川市~広島県広島市)以上。 |
除雪費用(平成25年) | 約20億円(市民一人当たり約5,700円) |
除雪費用の内訳 |
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除雪体制 | 地域総合除雪という「地域住民(連絡協議会)」「市」「除雪業者」の3者で地区除雪連絡協議会を設ける旭川市独自の体制。 |
1シーズンの平均排雪量 | 約600万立方メートル(札幌ドーム4個分、排雪ダンプでは約43万台分) |
一晩に出動する最大数 |
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※旭川市広報「こうほう旭川市民」平成25年12月号から引用
裏庭の除雪の前後写真
話が豆知識へと逸れてしまいましたが肝心の私の裏庭の除雪作業の話。前後の写真をどうぞ。正面の煙突がある屋根の下が今住んでいる家です。平屋なので雪が積もると心もとないですね(笑。
▼除雪前の裏庭
▼除雪後の裏庭
屋根に積もった雪がまとまって落ちるのでどうしても家側に固い雪が積もってしまうんですよね。
▼除雪前の裏庭(屋内から)
▼除雪後の裏庭(屋内から)
1週間後の裏庭にはまた雪が・・・
スッキリしたわーと思っていたらさらに雪が降り、そして落雪し、1週間後にはこんな状態になりました。
降ったばかりの柔らかい雪を除雪することと、いずれ融けるなら除雪しない、など、無駄な除雪を避けるための判断力も求められます(笑。