年に2度のタイヤ交換は北海道の暮らしでは必須。今回は夏タイヤから冬タイヤへの履き替え作業中に父から教わったことをメモします。

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車のタイヤを夏⇔冬タイヤに交換する作業手順

年に2度のタイヤ交換は北海道の暮らしでは必須。今回は夏タイヤから冬タイヤへの履き替え作業中に父から教わったことをメモします。

女性でタイヤ交換している人をまだ見たことはありませんが、大した作業ではないので、覚えておきたいところ(力仕事ではある)。

タイヤ交換は手順よく、力を使わずやれるように

冬タイヤ、すなわちスタッドレスタイヤへの交換は年に2回。春はゴールデンウィークごろがタイミングですが、冬はいつでしょう。

北海道でも地域により雪事情が違いますが、旭川では毎年10月に初雪が降り、11月下旬ごろから根雪(雪が積もった状態)になると言われています。そのため、10月から11月は車のタイヤ交換の時期となります。

カー用品店(オートバックス、ジェームスやコックピットなど)では何円ぐらいするんでしょうね。相場は1本500円×4=2,000円程度だと思いますが。

教わりながら2度ほど交換すれば、自信をもって自分でタイヤを履き替えさせられる確信しました。以下、冬タイヤの交換方法と(父の)アドバイスです。

早い人だと1台30分ぐらいで終わるそうです。私は1時間ぐらいかかるかなーと。

用意するもの

  • 交換タイヤ(ホイールカバーも)
  • ジャッキ(油圧のものを借りています)
  • (路面が不安定なら)ジャッキの下敷きの木切れなど
  • レンチ(十字レンチを借りています)
  • 軍手・手袋

タイヤ交換の工具類

十字レンチ(クロスレンチ)の工夫

父のクロスレンチ
父のクロスレンチには、赤と水色のビニールテープが巻いてあります。それぞれ、軽自動車用のナットと普通自動車用のナットの位置の目印です。ちょっとした工夫が作業のロスを減らしますね。

タイヤ交換の手順とコツ

タイヤ交換手順の全体ではなく、タイヤを外してつけるときの作業手順です。

  1. ジャッキをセットする(まだ上げない)
  2. 十字レンチでナットを緩める(マメにレンチを付け直すと体重で緩められて楽)
    タイヤ交換 クロスレンチでナットを外す
  3. ジャッキアップする
  4. ナットを外す(レンチに片手を添えて勢いで回すと楽)
    タイヤ交換 十字レンチでナットを外す
  5. タイヤを付け替える
  6. ナットを止める(下から止めるとタイヤが早く安定する)
  7. ジャッキを下す(ジャッキのネジの締め戻しを忘れない)
  8. ナットを締める

来シーズンのためにタイヤの位置に印

外したタイヤには、チョークでタイヤのポジションをメモしておく。
タイヤにチョークで位置を書く
※チョークは水に濡らして湿らせておくと、タイヤに書きやすくなる。

タイヤの位置の書き方は人それぞれだが、父は外した場所を「右マ(右前のタイヤ)」「左ウ(左後ろのタイヤ)」というようにメモしている。

ディーラーの整備士さんは、溝の減り具合などのタイヤの状況で判断できるからメモはいらないよーとの事でした。プロのお話。

タイヤの保管

タイヤは、購入した時の袋などに入れて物置やガレージに保管します。盗まれることもあるので、目立たないようにしておく方が安全。
タイヤ

また、春に冬タイヤを外す前に、タイヤと車の足回りを洗っておく方が良いんだそうです(さびにくくなるらしい)。

おまけ:ワイパーの交換方法

ワイパーはマイナスドライバーなどでフックを外す感じで簡単に付け替えられる。

次の写真は昔のトヨタの純正ワイパーケースに入っていた説明書です。わかりやすいので掲載させていただきます。
ワイパーの脱着方法