未明に強めの地震があった。早朝撮影のため作業部屋で寝ていた私は、揺れと同時にタンスを抑えていた。今夜は揺れてほしくないなぁ、と就寝した時に限って揺れるとは(前もそうだった気がする。天気や時期と何か関係があるのだろうか)。
北海道の初春の楽しみを一挙に掲載
地震がレム睡眠の時に起こったので目覚めスッキリ。今までで一番調子よく早朝撮影に出発した。快晴の予報だったので、天野川でも撮影しようと思ってお気に入りの場所に向かったら、なんと霧!
星は諦めて霧に滲む月を絡めて目に留まったものを撮影しながら移動した(※1枚目のトラクターの写真)。
春のマガンのねぐら立ち
今年はもう無理だと半ばあきらめていた春のマガンのねぐら立ち。今朝の早起きの目的はこれだった。
途中、寄り道したのでギリギリになったが間に合った。
旭川の写真家・今津秀邦さんの映画「生きとし生けるもの」の試写会で知ったマガンのねぐら立ち。この光景は見なければ、と思った。そして実際に現場に立つと飽きることなく感動する。
マガンのねぐら立ち直後の光景(動画)
この動画は沼から飛び立った後なので、マガンの大群の鳴き声しか聞こえない。この光景もすごいけれど、私が一番感動するのは、マガンの群れが沼から一斉に飛び立つときの空気の震え。波のようにゴゴゴと振動が押し寄せてくる。自然の力を体感できる貴重な場面と思う。
エゾエンゴサク、カタクリそしてエゾリス
マガンの撮影は4時半前に終わってしまったのでさらに足を延ばしてエゾリスを撮影に行った。
ちょうど日の出のころに到着。エゾエンゴサク、福寿草にカタクリなどが朝日に照らし出されて幻想的な雰囲気を作り出していた。
そしてこちらがエゾリス入りの一枚。
色々撮ってるけど、この子のインパクトがすごいので採用(笑。
快晴で風もほとんどなかったので、鳥も多く、大人気のシマエナガも飛び回っていた。
桜前線、到達
あまりに心地よい天気だったので昼過ぎに夫婦で散歩。やっと開花している桜を見つけられた。
ところが夕方、カメラ散歩に出かけてみると、もう満開の桜が。家に挟まれていると暖かいので開花が早いと聞いたことがあり、そのせいかな、と思った。
そういえば、まだタラの芽を食べていない!