雪の中で動くエゾリスを撮影したい!という願いが早々に叶いました。朝のカメラ散歩の報告第2弾はリス三昧です♪
今日のカメラ散歩は雪のエゾリス祭りだ
雪の公園へは朝7時すぎに行きました。待望の雪が降り積もっていると思うだけで興奮して目が覚める。それは私が移住者だからではなく、北海道に住む人に共通の感覚のようです。ワクワクワク。
人のいのちなど簡単に奪えてしまう雪。町から嫌な色も騒音も消し去る雪。好きな色も隠してしまう雪。ワクワクしてしまうのは、人が作りだせない世界を作るものへのあこがれか。不思議なものです。
そしてもう一つ。この朝の散歩は「早起きは三文なんてもんじゃないぐらいの得がいっぱいですよ。」と宗次德二さん(「ココイチ」の創業者)が「午後まり(NHK第一放送)」でおっしゃっていたことを実感する機会にもなりました。
シルバニアファミリーのお母さんみたいなエゾリス
この公園のエゾリスの多くは人から餌をもらっており、自然のエゾリスよりも残念ながら人に慣れています。私が小さなレンズでエゾリスの姿を撮影できるのもそのためなのだから、複雑です。
そんなことを独り言しながら撮影した今日の一枚目はシルバニアファミリーのお母さんみたいなエゾリス。人の気配に気づき次の行動に移す前の一瞬ですかね。眉間にしわを寄せているような顔をして、まるで怒っているように見えました。
リスの足元にフワフワと雪が舞っているでしょう?これが旭川の雪質です。
※ただし、本格的な冬の雪質と比べると、まだ粘っこいみたいです。
肩まである雪の中を飛び跳ねて上手に移動するエゾリス
撮影した写真を見ていると四つ足になったエゾリスの肩まで雪が積もっていました。それでもエゾリスはラクラク移動するんですよ。慣れている。ぴょーんぴょーん。
木の上を移動するときは頭をショベルカーのように使って雪を跳ね上げながら移動していました。積もったばかりの雪が軽いことをわかってるんですね。エゾリスの目に雪の世界はどう映っているんでしょう。フワフワの雪にはエゾリスも興奮するのかな。
ハイ・ポーズ。今日のベストショットいただきました。
次の写真は今日のエゾリスのベストショット。いつ撮影したか覚えていませんが、前ボケの雪にアカエゾマツオンコ(イチイ)の緑、そしてエゾリスの顔に雪がふんわり♡可愛いですねー。そしてエゾリスの身体がお布団のように広いです(笑。
公園内でエゾリスに出会う確率は、秋から初冬にかけて、私の場合は9割ぐらいでした。エゾリスを撮りたいと思っていない時ほどエゾリスに遭遇する気がします。
カメラの設定(シャッタースピードやピント、ズームなど)を素早く変更する練習になるので突然の登場もありがたいかな^^ちなみにCANON EOS 70Dの場合、SCNダイヤルのスポーツシーン撮影は優秀です。
野生を感じるエゾリスの生態
エゾリスを見ると可愛い姿に心惹かれますが、やっぱり野生だなと思う瞬間を撮影することも楽しみの一つです。公園のエゾリスは人のペットではないので、本当の姿を見たいです。
木から勢いよく下りてきたエゾリスが向かった先は、高い位置で伐採された(と記憶している)木の幹。
餌をもらいに私のところに走りこんでくるのかと思ったら違いました。木の皮をかじっていました。柔らかい皮は冬場のえさになるようです(巣材にするために引っぺがすこともあるみたい)。
木と木の移動は、空中を大ジャンプで
そうそう。今日、はじめてエゾリスが木から木へ飛び移っているところを見ました。実際には動きが早くてよく見られなかったので、あとで写真で確認しました。
身体をひねりながら体勢を整えてますね。ほぼ横に飛び移れるエゾリスの脚力、すごい。
ということで、雪のエゾリス祭りとなった今日のカメラ散歩の写真報告第2弾、終了です。雪の写真のRAW現像に苦戦しています。続きは、公園の雪景色の写真です。
今日のカメラとレンズ