秋大根(秋に収穫する大根)を種から育て収穫する方法です。7月下旬から8月上旬に植えて初雪前後までに収穫します。

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秋大根の育て方

秋大根の成長途中
秋大根(秋に収穫する大根)を種から育て収穫する方法です。7月下旬から8月上旬に植えて初雪前後までに収穫します。

秋大根の種まき

秋大根とは秋に収穫する大根のこと。北海道1年目にも育てたので、記事を書いている今年は2年目となります。昨年教わった種まきの手順をさっぱり忘れていたのでメモします。農法として正しいかはわかりません。両親に教わって実際にやったことです。

秋大根の種まきの時期
7月下旬から8月上旬

※種まきが1日遅れると収穫は5日遅れると言われる

秋大根の種まきに用意するもの
  • 種(安い種は発芽率が悪い。良い種を買う)
  • 肥料
  • 根腐れ防止剤
  • 新芽を虫から守る薬

秋大根の栽培順序

  1. 土つくり(堆肥と石灰を適量まいて耕す。毎年父がやる。2週間ぐらい前までに?)
  2. 直径10センチ、深さ5~10センチほどの穴を掘り、肥料を漉き込む。10cm間隔。穴のすぐ隣に穴というかんじ。
  3. 穴を深さ1cmほどまで埋め、根腐れ防止剤と種を置く

    ※1年目は3つずつまいたが、2年目は1つずつまき、発芽しなかったところに再度種をまくことに

  4. 種にうっすら土を被せ、スコップなどで軽く抑える

    ※土を被せすぎると発芽しない。種が露出すると枯れる。雨が降っても種が地表に出ない程度が理想。

  5. 発芽したら、新芽を虫から守る薬を新芽にかける

    秋大根の双葉秋大根の双葉に虫よけ剤をまいている

    ※早いものは3日後に発芽。薬のかけ方は、袋にした手拭いに薬を入れ棒でトントントン。薬が双葉にかかるように。

  6. (種を複数個まいた場合)1本を残し他の芽を摘む
  7. 寄せ土と追肥をする

秋大根スケジュールカレンダー

作業名|作業年 2014年 2015年
土つくり -(不明) 7月上旬
種まき 8月2日(土)20個×3列 8月1日(土)20個×2列
8月4日(火)20個×2列
追肥・土寄せ -(不明) -(不明)
収穫 10月12日(日)
10月20日(月)20本
9月30日(水)10本
10月10日(土)10本
10月17日(土)12本
10月25日(日)18本
10月27日(火)26本
11月3日(火・祝)20本

秋大根の育ち具合

発芽した秋大根
発芽した秋大根(2015年8月4日撮影)。

秋大根の成長途中
秋大根の成長 2014年9月14日現在

二股に分かれてしまった大根
二股に分かれてしまった大根(2014年10月20日収穫時)。土が粘土質、石がのこっているなどが原因と思います。

秋大根の収穫

収穫の話は1年目の経験から。

  • 頑丈で大きな袋を何枚か
  • 一輪車
    ダイコン畑と収穫用一輪車
    ダイコン畑と収穫用一輪車(2014年10月20日撮影)。収穫する大根が10本以上ともなると一輪車があると助かる。
  • (自宅まわりで)大根を洗うための桶やバケツと水

大根の抜き方?葉っぱの根っこを両手でつかんで、腰を入れて引っこ抜く。

秋大根の収穫写真
秋大根の収穫 2014年10月14日

立派な大根がたくさん収穫できました。高級な種を使ったからだそうです。この種は2年目も共同購入して(一袋を皆で分けて)使いました。

収穫した大根の始末

  1. 葉を落とす(大根本体の上部から)

    収穫した大根

  2. 大根を洗う(きれいな水のほうがベター)

    収穫して洗っている大根

    ※ゴム手袋と中に毛糸の手袋をするとかなり楽。

  3. 大根を乾かす

    大根を乾かす

  4. 大根を1本ずつラップでピッチリと包む

    長期保存のためにラップで包んだ大根

大根を収穫したら、まず葉を落とします。葉の根っこではなく、大根本体の上部から。葉がのこっているとそこから養分が奪われていくそうです。

次に大根を洗います。大根は土を嫌うので、長期保存のために水で泥をきれいに洗い流します。1年目は少々泥がのこったままで終わりましたが、地下の室(むろ)で保存した大根の皮にカビが広がったので、2年目はキレイに洗い上げたいと思っています。

洗った大根の表面を乾かす作業は多少時間がかかります。10月中旬の旭川の日の入りは16時45分前後なので、収穫は午前中に終え、遅くても昼過ぎには大根を洗い上げ干しはじめたいですね。夕方に洗うと手がかじかんで痛いというのもあるので。

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